社畜サラリーマンが休日をダラダラ過ごした後悔や不安感にどう向き合うか

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休日をダラダラ過ごしてしまったことで不安な気持ちになる会社員に向けて、その不安な気持ちへの向き合い方について思うところを書いていきます。

会社員が休日に感じる不安

平日に働き土日休みの会社員の方で、休日にダラダラ過ごしてしまって後悔したり、不安な気持ちになる方も多いのではないでしょうか。

日々、仕事に意味が見出せずストレスに悩む会社員である私には、平日はもちろん、こういうダラダラ過ごしてしまった休日にもストレスや不安感を感じるのです。

「せっかくの休日をダラダラ過ごしてしまった…」

「平日に仕事して休日には何もせず、このままでいいのか…」

こういう状況にどのように向き合えばいいか、考えてみたいと思います。

行動による不安の解消【一般論】

よく、「不安になった時は、考えるのではなくて行動しよう」と言われます。

確かに、物事について考え込んで不安な気持ちが芽生えた時、何か作業をしたり、体を動かしたりしているうちに、その作業に頭が集中して不安が薄れていくといった感覚が持つことができます。

このことを会社員に当てはめると、平日の仕事中は目の前のタスクなどやることに没頭している間に過ぎていき、むしろ何もやることがない休日に不安になるということがあります。

YouTube動画を長時間眺めてみたり、寝過ぎてしまったりといった過ごし方をしている間に、逆に余計なことを考え込んで不安になると。

むしろ、本来嫌な平日の労働時間は没頭して過ごさざるを得ず、不安に感じている時間は意外と少ない、というのが(私個人の)実情です。

そして、こうした休日の不安は、「本当は現在の職場として働きたくないけれども生活のために我慢している」方に起こりうることなのではないでしょうか。

仕事が本当に好きで、仕事自体がやりたいことだという状況であれば、ある意味、平日も休日も関係なく仕事にのめり込むことができると思うのです(今現在の私自身はそういう状況ではないので、想像ですが)。

つまり「仕事=人生」と感じられる状態であれば平日も休日も関係ない。

一方、「仕事=生活のため」「仕事≠人生」の場合、仕事から解放される休日に「何がやりたいのかわからん」状態になります。

だから、平日は仕事で時間を取られて考える暇はないけれど、休日に考える時間ができ、どのような行動をすればいいかわからず、不安に陥ると。

仕事に基点を置いた「行動」の2パターン

「①仕事=人生」or「②仕事≠人生」を基点にすると、人の行動は下記の2つのパターンに分類することができます。

① 自分が人生で達成したい目的に向かって取る行動

 やりたいことが明確にあって、それに向けてやる行動するパターン。

 仕事に限らず、没頭できる趣味もこのパターンにあたります。

 この行動には、平日も休日も関係ありません。その行動自体が人生だから。

② 現実逃避としての行動

 休日に何をすればいいかわからないことから目を逸らすための行動というパターン。

 平日のストレスを解消するための爆食いや仮眠、気晴らしの外出など。

 好きではない仕事を平日に行うこと自体がこのパターンに該当するのかもしれません。

このうち、ダラダラ休日を過ごしてしまった罪悪感や不安は、「②現実逃避としての行動」に起因するものだと捉えられるため、以下この②について深掘りしていきます。

「現実逃避としての行動」を肯定的に捉える

「現実逃避としての行動」は、無駄な行動だったり、何の意味もない行動だと捉えられがちです。つまりは否定的なニュアンスがある行動だということ。

この、否定的に捉えられがちな「現実逃避としての行動」を肯定的に捉えようとすることが、不安感を緩和する上で大切です。

現実逃避としての行動は、何の意味もない行動ではなく、意識的に捉えると「現実逃避をするという意味」があります。だから無意味な時間ではないと、肯定的に捉えようとするのです。

同じように休日にダラダラ過ごすという行動も、

・休日にやることがないから何となく過ごした

のではなく、

・予め「その行動は現実逃避のために行なっている」と理解して過ごした

と、捉え方を変えようと努める。

ダラダラ時間に「現実逃避」という目的を付与して、休日の行動に意味を持たせるというイメージです。

不安な感情を増幅させるのは、自分の行動に意味が見出せずに受け身で何となく行動を取ってしまっているという状態だと考えます。

だから、一見ダラダラしているように見える行動も自分で選んで行動していると捉えて自分の行動に意味を与えることが大切です。

休日のあらゆる行動に意味が生まれる

「現実逃避のための行動」を肯定的に捉えることができると、ダラダラ時間を含む休日のあらゆる時間の使い方に意味が生まれます。

外出や家事など、どんなことも何となくやるのではなく、明確に「現実逃避のための行動」という意味のもとに行なっていると。

極端に言えば、歩いたり、目を瞑ったりすることにも意味がある。

休日の行動に意味を持たせることで、平日は嫌々ながら働いて、休日を無意味に過ごして、自分は何してるんだろうみたいな…という不安感を緩和する助けになると考えます。

まとめ

平日働く会社員が休日に何となく不安を感じるということは特別なことではありません。

休日の不安を助長する原因の一つとして、休日の行動を無意味に感じる、ということがあります。

もちろん、仕事でも趣味でも、人生を賭けて平日休日問わず打ち込めることがあれば理想的です。

ただ、打ち込める何かが見つからない私のような人にとって、「休日に感じる無意味さ」への向き合い方は大切だと考えます。

その向き合い方として「現実逃避のための行動」を肯定的に捉え、意味を与えたらいい。

何事も捉え方次第です。

同じような悩みを抱える人の心が少しでも軽くなればいいなと思います。

以上です。

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