社畜生活でメンタルが疲れ気味になりプライベートの時間にも何もする気が起きない状態になると、「お風呂に入るのが面倒問題」に直面する。お風呂に入ってリフレッシュした方が気持ちよく眠れるし、風呂に入りたいのはやまやまなのに、体が動かない。
メンタルがきつい時には専門家など然るべき相談先を頼ることは大前提として、自分の心構えの工夫によば無理なくお風呂に入れないか、私自身の過去の経験から効果が感じられたものを記述する。
仕事術である「タスクの分解」をプライベートでも使う
仕事術として使われるタスク管理において、タスクはより細分化した方が有効だとされている。例えば「企画書を作る」というタスクは「○○に相談する」「○○について情報収集する」「資料を作成する」といった具体的な作業に細分化する。これには、何をやるのかを明確にするとともに最初の一歩を小さくすることで作業着手へのハードルを下げる効果がある。
この「タスクの分解」は何となく仕事術として位置付けられてしまいがちだけど、プライベート活動でも同じように使える。
お風呂に入る一連の作業をタスク分解してみる
お風呂に入ることにハードルがある場合にも、その一連の作業をタスク分解することでそのハードルを下げることができるのではないかと考えた。そこで、お風呂に入ることを大雑把に以下のようにタスク分解してみる。
【「お風呂に入る」のタスク分解】
① シャワーを浴びる
② 洗髪する
③ 体を洗う
④ 湯船に浸かる
このようにタスク分解すると、最初の一歩目が「お風呂に入る」から「シャワーを浴びる」に縮小化される。とりあえずシャワーだけ浴びて、洗髪や体を洗うことは面倒臭ければしなくていい、という判断もしやすくなる。
「お風呂に入る」という作業で捉えると①〜④まで全てやらなければならない、というイメージを持ってしまうけれど、そこまでしなくてもいいし、個人的な感覚では、風呂に入るのが億劫でもシャワーさえ浴びてしまえば洗髪や体を洗うことまで無理せずできることが多い。もしそうでなくても、シャワーを浴びるだけでも一切風呂に入らないよりは多少なりともリフレッシュできる。
社畜が想う
仕事上でよく言われる「完璧主義にならずにできることから着手する」はプライベートでも大切な考え方だと思う。風呂に入るか入らないかではなく、シャワーだけでも浴びるか、洗髪までするか等、中間地点を設定して動く。
心身ともにいつも健康であれば理想だけど、そうでない時にこそ、プライベートでも「タスクの分解」を意識して使っていきたい。
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