浪費のためではなく資産を得るために時間を使う

脱社畜を意識するようになってから、お金を支出する際には使途を慎重に見極めるようになった。

浪費になりそうな支出は避け、資産増加に繋げるために金融投資をするなど。

この「資産増加に繋がるお金の使い方」を、時間の使い方にも転用したい。

人生の限られた時間を浪費的に使うのか、資産増加に繋がるように使うのか。

今現在の時間は、浪費or資産増加のいずれに使っているのか。

ただし、ここでいう「資産」をイコール金融資産とは捉えない。

金融資産を増やすためにだけ時間を使うことが人生の豊かさに繋がるとは限らないから。

そこで、ここでいう資産を「後に残るもの」、浪費を「後に残らないもの」と区分した上で、資産となりうるような「後に残したいもの」は何なのかを定義し、残したいものを得るために時間を使う、という順番で考える。

すると、時間が直接に物質的な「モノ」を創出するわけではないから、「時間を使ってでも残したいもの」としては必然的に人的資本などの知的資産や体験、心に刺さる言葉といった非物質的な価値が念頭に置かれる。

これはお金で調達できる物質的なモノと比較して抽象的である一方、時間の使い方の工夫次第で手に入れやすくもある。

例えば旅行をするにしても、行き当たりばったりよりも事前にプランを立ててから出発することで多くの体験を得られることはもちろん、ノープランで旅行をする場合にも、漫然と旅先での時間を過ごすのではなく、旅先の風景や歴史などから何を感じたいかアンテナを立てて動くなど、時間の使い方を工夫することで、一つでも意識的な体験を拾い上げることができる。

大切なのは、無駄になりそうな時間だと感じたら、全体的には無駄な時間になろうとも、その中から一つでも無駄にしないための種を見つけようと執着すること。

そして、意識的な体験など非物質的な価値を手に入れるためには、「言語化」をすること。

旅行先で意識して感じ取った断片的な体験等を言語化することで明確にし、思考に落とし込んでいく。

思考に落とし込まれることで体験価値が未来の行動等につながっていく。

そうして時間を浪費から資産に変えていく。

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