逆境を「人生を変える契機」として使う

マインドセット

社畜であろうとなかろうと、人生は常に順調には進まない。時には逆境に身を置かざるを得ないこともある。順調と逆境、自分が身を置く状況のみを想像してどちらがいいかと言われれば、前者ではある。逆境下での心理的な負担はできることなら避けたいものだから。

一方、逆境の経験は順調な時には得られにくいメリットをもたらすとも考える。それは、逆境に身を置くことで生まれる不安や不満が「人生を変える契機」としてのエネルギーを持つこと。

逆境が人生を変える契機になった事例

私は元々都会で社畜をしていたが、仕事のストレス等による心身の不調が数年間続き、適応障害と診断され休職に至った過去がある。その後同じ会社で復職はしたものの、休職に至るまでの数年間に積み重なった不安や不満が人生を見つめ直す契機の一つになり、退職して地方に移住し、転職するに至った。

そして現在は地方で社畜生活を続けているのだが、結果として前職より給料が下がってしまった。もちろん想定はしていたし自分の選択ではあるもののこれが新たな不安になり、それまで全く興味がなかった資産形成に着手しようと思い立ち、とりあえず積み立てNISAを開始した。

あくまでも上記の個人的な経験則に基づく考えになるが、逆境はその状況自体は不安や不満をもたらす避けたいものではあるけれど、順調な時(人生に満足している時)には考えが及びにくい「人生を変える」という発想のきっかけになる。

その意味で、人生レベルで捉えると逆境に身を置くことも悪いことばかりではない。

社畜が想う(まとめ)

理想としては、予め自分の人生に必要なものを見極めて、逆境に至る前に変化を起こせるようになりたいとは思うけど、追い込まれるまで気づきにくいもの。もっと前のめりに人生に変化をつけるためにも、社畜として変化に乏しい日々を送っている中でも日頃から変化を意識的に取り入れられるようになりたい。

【参考】社畜が日常で変化を起こす心構えを綴っています

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