失敗の効用を言語化することで悩む時間にピリオドをうつ

マインドセット

自分の行動が結果に良い影響を及ぼすものかわからず、その行動によって失敗してしまわないか不安になって、プレッシャーから頭と体が動かなくなることがある。不安を抱えながら長時間悩んで、悩んで、覚悟を決めて動いてみたらなんてこともなかったように物事がうまく進んで取り越し苦労に終わることも多い。

こうした「失敗が怖くて悩む時間」はできるだけ少なくして心を軽く過ごしたい。そのためには、「失敗」に対する捉え方をネガティブな側面ばかりからではなく、プラスの意味合いを含ませた形で言語化しておくことが悩み時間に踏ん切りをつけるきっかけになると考えている。

私は、最近は失敗には次の2つの効用があると意識している。

失敗の効用①

失敗して物事が予想外の展開に突入することは、成功を前提とした予定調和の世界から一歩抜け出し、新しい世界を知る、ということ。

失敗の効用②

失敗により何かを失うことが伴う場合、「失う」ということは、自分の手持ちの物を失う怖れから一つ解放されたことと同義で、極端には、何も持たず失う怖れがない状態こそ、最強。

失敗の意味付けの方法は人それぞれだし、言葉にするのは簡単でも実際の場面で言葉通りに割り切ることは難しいかもしれない。ただ、無理筋であっても失敗の効用を言語化して自分の心に刻んでおくことは、特に完璧主義で自分の失敗が受け入れられない私のような性分の人こそ、悩んだ時に踏ん切りをつけて一歩踏み出すきっかけになるのではないかと考えている。

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