組織にとっての成功と自分のゴールを同一視してはいけない

メンタルヘルス

会社組織から与えられるミッションを成功させることや課題解決をすることなどのノルマを達成できるかどうかに不安を覚え、胃を痛めながら日々を過ごす。こうした価値観の世界に身を置いていると成功や課題解決ができることが理想ということになるけれど、世の中上手くいくことばかりでもない。

また、成功や課題解決はあくまでも会社組織にとっての快適な状態であって、それを自分にとってのゴールと設定するのは不自然ではないけれど、無意識にそれらを同一視してしまうことは会社組織に自分のメンタルが振り回されている状態にもつながり得る。

この状態を理解した上でそれでもいいならば別として、自分のメンタルを守るためにも、会社組織にとっての快適な状態と自分にとっての快適な状態を意識的に区別して自分のゴールを設定しておくことが大切だと考えている。

今夜を快適に過ごすために達成すべきゴールを設定する

中・長期的な課題が解決するかどうかなど見通しがつきにくいから、せめて自分個人が仕事終わりの今夜をできるだけ快適に過ごすことができればそれで御の字。では、今夜を快適に過ごすために目指すべきゴールは何なのか。

それは「明日自分がすべきことが分かっている状態で今日を終えること」だと考える。

課題解決に向けて何をすればいいか分からないままの状態を終業時点まで引きずり家に持ち帰ってしまう日もある。個人の経験則だが、こういう日は夕食が喉を通らず、お風呂に入るのも億劫になり、睡眠の質も悪い傾向がある。逆に、せめて「明日に自分がすべきことが分かっている状態」に今日の終業までに持ち込むことができれば、少なくとも直近の不安材料は解消されて安眠に繋げることができる。

なお、ここでいう「明日にすべきことが分かっている状態」には、「何が分からないのか分かっている状態」も含む。何が分からないのか分かっていれば、その旨を相談するという行動に持ち込める。それはそれですべきことが分かっている状態だといえるから。

社畜として想う(まとめ)

バンバン成果を出せるようなレベルの高い人から見れば、課題解決までの中腹で自分の快適を目指す寄り道のようなことをせずに最短で解決を目指せ、という話になるのかもしれない。

ただ、社畜であってもいち個人であって、個人としての快適な状態を無視して会社組織としての成果が出せるほど、自分は強くはなれないし、ならなくてもいい。

社畜なりに、自分自身の快適を大切にしていきたい。

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