会社での苦しい人間関係もネタにして消化する

メンタルヘルス

社畜の悩みは様々あれど、主な悩みとして対会社や対上司等の「社内での人間関係」をあげる人は多いのではないか。成果が出せずに上司から詰められるとか、社内の関係部署との調整が面倒とか、会社からの評価が芳しくないとか…

こうした会社内での人間関係は「自分vs相手(会社)」という一対一の関係で捉えられがちで、一つの軸での比較になるから遊びも少なく、自分と相手のどちらが優位に立つのかといった勝敗が見えてストレスが溜まる。そうしたストレスを逃がす手法として、社内での関係による軸とは別に「自分で作る別軸」を設定すれば、ストレスを逃し楽になれるのではないか。

自分なりの「別軸」をどう作るか

別軸を作るからには、その価値基準が何なのかを決めておく必要がある。

思い浮かぶのは、「仕事よりもプライベートが大事」とか「会社の評価なんかどうでもいい」とか、いわゆる仕事を重視しない価値基準。

これは、会社内の人間関係が仕事を中心とした軸になることとも対比的だし、個人的にも特に出世に関心があるわけでもないので一見良さそうではあるのだが、今一つしっくりこない。

その理由は、結局のところ、どれだけ仕事を軽視しようとも会社での人間関係の軋轢は変わらず存在するため苦しいことに変わりはないから。つまり仕事を軽視するという価値基準では、会社の人間関係に関する悩みの本質的な解決にはならないということ。

「向き合ってネタにする」価値基準

色々と考えた結果、最もしっくりきた価値基準は「ネタにする」ということ。

過去の様々な辛かったことも振り返れば思い出になり、飲みの席などでネタになる、ということはよくある。人間関係の軋轢は寧ろ正面から向き合って「ネタ化」できる部分を探し出す。そしてネタとして発露することで、相手との関係だけでは消えにくいモヤモヤが消化されやすいのではないか。

作ったネタを発露する手段としては、家族や友人に話すこともいいし、ブログで綴ることもその手法になる。私も本ブログを「ネタ化」の手段として運営している。

社畜が想う(まとめ)

多くの仕事は相手なり会社なりが存在する前提で自分との一対一で捉えられがちで、逃げ道が少ない。対相手以外の別軸で自分の感情を発露する術を持っておくことは、社畜のメンタルを安定化する有効な手段だと考える。

相手や会社に対して言いたいことが言えない世の中だからこそ、自分限りで毒を吐ける場を、いくつも用意しておきたい。

反町隆史 「POISON~言いたい事も言えないこんな世の中は~」
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