テレビを観ることが好きではない理由

最近はテレビをほぼ見なくなった。

きっかけは、社畜生活が特に辛かった数年前、特にニュースなどテレビから無作為に入ってくる情報を見聞きすることが辛くなり精神的にテレビをつけることが難しくなったこと。

今現在はそうした精神状態が極まった状況にはないが、習慣としてテレビを観ることがなくなったため、敢えて観ることもない。

加えて最近は、テレビというものの内容自体に抵抗感を覚えることも増えた。

抵抗感の内容を言語化すると、テレビの性質上、特にドラマなどフィクションものでは、わかりやすくキャッチーな見せ方で複雑な問題を単純化して表現されている、といった印象を受けることへの抵抗感。

テレビを観ていると番組制作者の思考や思想といったものが打ち込まれる、というイメージを肯定的には捉えられない。

思考や思想の内容自体の好き嫌いというよりも、他人の思考や思想を打ち込まれる、ということ自体に対して。

テレビを観る気が起きないということの根底には、こうした理由があると認識している。

しかしこれは、テレビという媒体からより広く考えると、「他人の思考や思想自体を拒否している状態」ともいえ、それはそれで健全ではないとも思う。

他人の意見を全く聞かない頑固者は当社内にも多数存在。

自分も相応の年齢を重ねている中、頑固な老害のような存在にはなりたくない。

そのためには、他人の意見も柔軟に受け入れる姿勢が必要。

そのトレーニングとして、特に気は進まないものの、テレビを観てみることも悪くないとも思う。

外の価値観に染まらない程度に、バランスを取りながら。

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