職場の飲み会参加による損失を可視化し、二度と行かない決意を固める

未分類

職場同僚の誘いを受けて飲み会に参加した。気乗りはしなかったのだが断り切れなかった。そして、結果的には後悔することとなった。

飲みの席では随所に楽しい会話もあった。だけど、多くは上司や会社への愚痴などストレス発散の場になった。

そうした愚痴はその場では盛り上がるもの。酒も進み、次々に注がれてアルコールを吸収していく。

そして気づけば翌朝、自宅の布団にいた。記憶の多くを失い、更には眼鏡も失っていた。

残ったのは翌日夕方頃まで続いた二日酔いと、記憶の端々に残る同僚や自分が発した愚痴。そして、これらに起因するネガティブな感情。

今後、気乗りがしない職場の飲み会には参加しないことを決意。この決意をより強固にして確実な行動変容に繋げたい。

そこで、今回の飲み会参加で被った損失の可視化を試みた。

飲み会参加による損失の可視化(金銭・時間・感情)

①金銭的な損失

飲み代:5,000円

新しい眼鏡購入費:7,500円

合計:12,500円

この12,500円が自分にとってどれだけの価値があるのか。その価値について、下記の動画も参考に、自分の時間単価を計算した。

↓youtube両学長リベラルアーツ大学「お金持ちになる時間単価の考え方」

手取月額給与:約270,000円

月の勤務日数:20日

職場の実拘束時間:11時間

 (内訳)

  ・起床~通勤準備時間:1時間

  ・通勤時間:1時間(出退勤30分ずつ)

  ・労働時間:8時間

  ・昼休み:1時間

自分の時間単価(手取給与月額÷月の勤務日数÷実拘束時間):

 270,000円÷20日÷11時間≒1,227円

つまり、今回の飲み会での損失額12,500円は、自分の労働時間約10時間分(ほぼ1日分)に当たる。

一回の飲み会で労働10時間分の金額を支払うことの受け止め方は人それぞれ。ただ、自分としては労働の対価に見合う価値がある時間だとは感じられなかった。

②時間的な損失

翌日は16時頃まで二日酔いに苦しんだ。これは朝7時には起床して活動する通常時と比較すると、約9時間の時間的な損失を被ったことと同義。

加えて、新たな眼鏡の購入をするのに、店舗への往復や待ち時間を含め3時間程度を費やした。

合計すると失った時間は12時間、約半日。

その日は休日で、現状、副業等をしているわけではないことから休日の時間単価は計算できない。ただ12時間という時間の活用機会を失ったことは事実。

③精神的な損失

飲み会で悪酔いしたことや、その場で自分や同僚が発した愚痴などの言葉がネガティブな記憶として残り気分が良くない。

これは定量化できる類の損失ではないが、休日を悪い気分で過ごすことは、金銭や時間など目にみえる損失以上に嫌なものだとも感じる。

損失の可視化により行動変容を促す

行きたくなかった飲み会に参加した結果、様々なものを失った。やってしまったものは仕方ないけれど、せめて後悔を教訓に変えて行動変容に繋げたい。

そのために、損失を抽象レベルに留めず可能な範囲で具体化(可視化)する。特に、金額や時間としての可視化はその損失の程度の実感が持てる。その可視化のための基礎情報として、自分の時間単価を把握することが有用。

今回の損失12,500円で得た実感を、次回以降の気乗りしない飲み会を断るという行動に繋げる。すると、今回の損失も次回以降の追加損失を予防する意味で、将来に向けた投資に変わる。

コメント

タイトルとURLをコピーしました