人間関係や会社との関係に悩んだ時の「第3の選択肢」

私は元々社交的ではなく柔軟性もないタイプの人間で、そのまま年を重ねて40代会社員として生活をしています。
年を重ねていく中で、様々な人間関係とか、会社・職場との関係を持つことが辛くなってきたなと感じていて、人や会社との関係によく悩むのですが、悩んだ時は、その会社や人との関係を続けるのか、あるいは辞めるのかといった二択で悩むということに陥りがちになります。

そして、もうここからは離れたいから転職活動をしよう、という発想で別の居場所を探す活動をすることもあります。もちろん、居心地が悪い場所や人間関係に身を置き続ける必要はないのでそこから離れるために動くことは悪いことではないと思ってはいるのですが、実際に転職活動とかを嫌な場所から離れるために行うことにもエネルギーを多く使うし、その活動の中で悩みが生まれることもあります。

現在の人間関係や会社との関係に悩んだ時、その悩みを解決するには「いかに自分が快適にいられるか」ということがポイントになるわけで、その視点から今現在の関係をどうするかを考えた時、関係を「続ける」「離れる」以外の第3の選択肢があると思うんです。

それが、「フリをする」という選択肢です。

他人や会社との関係を「続ける」か「切る」かの二択で捉えるのは、真正面からのみその問題を捉えている状態です。でも、斜めの方向から気楽に関係を持つという視点で捉えることもできると思うんです。
その方法が「フリをする」。つまり、本当の自分は別のところに置いておいて、その場を演じるということです。

とりわけその関係を維持することが自分の生活を立てるためであるというような場合、その関係を維持するのに本当の自分というものは必要ではありません。本心は別として、その場に適応したふりをするということで、本当の自分は別のところにとっておけばいい。
年を重ねる中では人間関係が増えたり会社との関係も深くなっていきがちです。そうして増えていく関係に自分の本心を合わせる難易度は高くなっていく。自分は自分でしかないわけなので。

だから、関係を「続ける」「切る」以外の第3の選択肢としての「フリをする」を使うことで、人生の難易度を下げることに意識を向けることが大切になります。

他人や会社との関係をどうコントロールするかは本来は自分の問題なので続けようが切ろうが自分の判断ですればいいことではあります。ただ、現実問題として、真面目に関係を維持することも、関係を切ろうと転職活動など身を置く環境を変えることも、それはそれでエネルギーを使う活動でもあります。

人間関係の悩みはゼロにはし難いけど、自分の人生だからできるだけ快適に過ごしたい。だからこそ、「フリをする」ことを選択肢として持つことで様々な関係と柔軟に距離を保つというルートも持っておくといい。

人間関係や会社との関係からできるだけ逃げたいと日々悩んだ中で、そんなことを思いました。

以上です。

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