独立したいINTJ型人間が会社組織に属する上で持ちたい「心の柱」について

道端に生えている木はただそこに生えているという誰にとっても共通の事実があり、そこには歴史的な背景や地球科学的な理由など様々な意味付けができるけど、どのような意味を考えるかは人それぞれの価値観。

これは人生のあらゆることも同様。事実の存在を前提として自分の人生の意味は自分で考えればいいし、他人の人生は他人が考えればいい。

だけど、社会生活とりわけ会社組織に属していると、自分以外の他人やルール等からもたらされる自分にとっては何の思い入れもない価値観の押し付けから逃れることが難しい。INTJ型は独立心が強いといわれるけれど、それは「価値観の押し付け」からの独立を求める、ということであるように思う。

よくわからないカラーに飲まれるようには染まりたくない。そう思いながらもそれでも会社組織に属しているのがINTJ型の私の現状。これは独立して生活を立てていくほどの気概がない中でお金を稼ぐ手段としてやむなく、という側面が大きいのだけれど、「お金」という一本柱のみを支えに社畜であり続けるには心がもたなそうだなとも感じていて、別の柱が欲しいところ。

そのためには、スキルなど「その仕事を通じて自分が得られるもの」にこだわることが大事で、それは結果として会社組織で仕事に打ち込むということにも繋がる。だけど、それは無意味に打ち込む、ということでもない。

会社組織に属している以上、全ての仕事から逃げ続けることは難しい。だけど、仕事内容を「将来、自分の足で立つスキルになり得るかどうか」でスクリーニングして、通過した仕事に注力する。そして、そこから外れた仕事からは小さく逃げる。

スキルになり得る仕事としては、社外にも通用する普遍的な仕事(企画、営業など)が想定される一方、なり得ない仕事としては社内特有の事務作業や人間関係・調整といったところか。

仕事から得られるものにこだわってこそ社内で生きる道が見出せるとともに、社外で生きる力を意識的に選び取ることもできる。独立心はあるもののやむなく組織に属しているINTJ型人間にとっては、会社組織で仕事に打ち込むメリットはそのようなことなのかもしれない。

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